MURCIELAGO
■機体名:MURCIERAGO
スペック
■全高:15.5m
■全長:10.2m
■全重量:198.0t
■最高速度:240km/h
■武装
・大型実弾バズーカ「ガヤルド」
・大型ビームバズーカ「カウンタック」
・多目的マニュピレータ
・20mm重ガトリング
・22mm重機関砲
■製造メーカー:MATRIX社、霧澤重工
■パイロット名:ズィーレン・シュバイツァー
<機体解説>
かつて開発途中で放棄され、施設ごと抹消されたゴリラ型の機体を
霧澤重工が独自に改修、試験的にアイアンコング用の改造パーツを
多数装備することで完成に至った異色の機体。
そもそもはTYPHON社で開発されていたゴリラ型の機体を、MATRIX社が
独自に再設計した機体との説もあり、建造に謎が多い機体でもある。
各パーツが全く異なる規格で構成されており、その上それぞれが絶妙なバランスで
影響しあっているため、一からこの機体を設計することは不可能であっただろう。
また、上記の理由で機体の操作性は劣悪であり、ホバー走行という特性も相まって
パイロットの技量が伴わなければ、まともに射撃武器を構えることすらままならない。
しかし、それゆえに熟練したパイロットが搭乗しさえすれば、その変則的な動きと
そもそもの高い火力も相まって、通常の量産機体では到底太刀打ちできない
高い戦闘力を発揮する。
また、胸部にはゾイドコア砲を装備。
これはゴジュラスギガ等に搭載されたものとは別型であり、発射することで
コアが停止することはないが、長時間に渡って慢性的なエネルギー不足に
陥るため、使用頻度は極めて低い。